タイ国大使館商務参事官事務所
- 事例内容:
- イベント・装飾
- 業種:
- 大使館
「動線を考えてデザインする」
■ご提案の背景
タイ王国大使館主催で毎年開催される「タイ・フェスティバル」。通称「タイフェス」。
日本との親交を深めるだけでなく、タイの文化や伝統、地元で愛される料理などを堪能できる毎年多くの人が訪れる大規模なイベントです。
この年は会場内の展示のひとつとして、タイ製品のデザイン性の高さを感じさせる「DEmark」と、日本ではまだあまり知られていない「タイのバナナ」をPRしたいという要望がありました。
※「DEmark」・・・タイ政府は2008年より、優れた商品デザインを評価するための賞「Design Excellence Award(優秀デザイン賞)」を設け、受賞作品に「ディーマーク(DEmark)」のロゴを付与しています。
■企画実施における課題
情報訴求ということで、出展エリアは「旅行」関係の企業などと同じでした。
多くの来場者の目的は「タイ料理」であることは容易に想像できましたので、集客力のあるフードエリアから流れて来た人をキャッチして、本来の目的である「タイ」の今を知ってもらうという「実際の動線」とお客様の「思考動線」の両方を考える必要がありました。
■ニシカワ営業担当より
この仕事を担当させてもらうことになってタイフルーツの魅力、「Demark」への関心がすぐに高まり、私自身が来場するお客様にこれらの情報を「知ってもらいたい」と強く感じました。
せっかく旅行関連企業がまわりにあるので、フードエリアで堪能したお客様に「本場のタイ料理は美味しい」→「いつかタイに行ってみたい」→「タイ旅行ってどんな感じ?」→「タイってちょっと面白そう!」とつなげたいと考えたのですが、動線だけでなく、多くの言葉になっている「情報」をデザインに変換した上でつなぐということはなかなか大変でした。でも、本当に面白くやりがいがありました。
■タイ国大使館商務参事官事務所ご担当者様より
これまでにご依頼した案件は数多くありますが、どれも毎回仕上がりは良く、また対応の速さ、確実さ、丁寧さ、柔軟さにも満足しています。
営業や制作をはじめ、貴社内の連携の良さを感じています。
お付き合いを重ねるごとに安心感も強くなっておりますので、「では今回もニシカワに」というような流れが我々の中であります。
印刷物や施工だけでなく、他の媒体を活用した案件も今後ニシカワに相談したいです。